入会した当時の思い出/渡部直也
2007年度入会で現役の会員渡部直也です。30周年記念ページにある《30年間の歴代会員一覧表》を眺めると、2007年は私を含め9名の入会があって、総勢22名の会員の規模だったこと。更に初代会長の松永さん始め、1995年の創設メンバ25名の多くが既に退会していて新たな会員が活動を担っていたことが分かります。
2007年当時の活動で覚えているのが、事務局を入れると20名近い会員が集まる毎月の定例会が活発だったこと。更に、情報部会、講座部会、広報部会、フェスティバル担当、調査研究部会など5つほどに分かれた部会で様々なテーマが議論され、かつ検討されていたことが印象的でした。でも、新入会の私がどこに所属して何をやっていたか全く覚えていません。
そこで、いるまなびとサイトの30周年記念ページを探して《2007年度活動報告》を見付けました。22ページに及ぶ報告書は、2007年度の活動がたっぷり記載されていました。その中で調査研究部会は、入間市民の情報学習に関する調査、IT技術の勉強会など、とありました。私が関係したのはこれでした!
2007年辺りは、新技術であるパソコンでワード、エクセル、インターネットの時代でした。2000年頃に、国が音頭を取り自治体が大々的に実施したIT講習が終わって、いよいよ一般市民が自分たちの活動にパソコンを活かしていくために何をしたらよいのか。この辺りを調査、研究するのが私のテーマでした。生涯学習を効果的に進める上で新技術の活用は不可欠な要素であり、そのために私たちは何を学べばよいのか、どこで学びができるのか、このような面で入間市民の情報学習に関する調査を行いました。報告書の12頁に当時の資料があり、市民がどこでIT学習を行っているか、誰がそれを教えているかを簡潔に示した図があり、その当時を思い出しました。
入間市民に向けて市民の会の私たちが十分情報発信ができるように、自分たちも新技術を学んでいこうとの趣旨で、この時期、市民の会のホームページに会員が記事を自由に掲載できるように内部研修(講習会)を開催しました。当時の右写真(30周年記念ページより)を見ると会員の皆さんがPCを操作しています。場所はアイポット2階の駿大ふれあいハウスでした。スマホやタブレットが全盛の今、PCの講習会を開いた2007年当時の懐かしい思い出です。
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