出会いと創造の場に感謝/山尾聖子

入間市生涯学習をすすめる市民の会の最初の10年間、楽しく好き勝手させていただきました。

まずは市民の会のメンバーの個性に魅了され、そして、生涯学習フェスティバルの実行委員会のワクワク感がたまりませんでした。

実行委員会には各地区公民館やさまざまな部署の職員の方たちが大勢参加していたのです。

「生涯学習」「男女共生」「介護保険」「NPO」「IT」「合併」と、次々登場する新しい課題をどのように市民に伝えるか、話し合っていくか、事務局もふくめ一緒にとり組んだ職員の方たちのいきいきしていたこと!

市民活動を行政職員がサポートする、というありきたりの形ではなく、双方意見をぶつけ合って、これまでにないものを創り出そうという熱気が溢れていました。

市民も、職員の方も、自分のアイデアが形になることは本当に楽しかったと思います。

街の中に増殖していったフェスティバルの横断幕

市内各地で活躍されている方々を網羅した「かがやくspecialシリーズ」

フェスティバル会場に14の公民館たよりを並べたところから発案された「サークルデータ化」が「いるま学びの場」に。

会場も産文センターから児童センター、豊岡中学校と、どんどん広がり、彩の森まで。

そして、そこに集まってきた多くの素晴らしい方たちに出会うことができました。

この楽しい沼にお誘いした方々が、その後もずっと活動を続けておられることにも、心から感謝申し上げます。

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【市民の会会報】
メンバー増岡達也さんの斬新なデザインが、市民の会や生涯学習フェスティバルが、これまでとはちょっと違う、ということをアピールしてくれました。会報誌の裏表紙、後ろ姿の下には「いっしょにいこう」というメッセージが。

 

【かがやくspecial】
各地区公民館の職員の方たちと住民の日々のつながりと信頼関係が、生涯学習推進の基盤になっていたことがよくわかります。公募や推薦だけではこの豊富な人財は見つけられなかったでしょう。

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