生涯学習委員としての私の二十年/室山茂子

私は二十年間在籍、「生涯学習を進める」という全く新しい仕組み作りは魅力でした。集まった人たちの発言はどの人も賢明でそれぞれの生き方に沿った活気に満ちた会議でした。会議の日が楽しみでドキドキしました。

私が発案をした取り組みは「まちの先生」です。入間市に住む色んな資格を持った人たちの学びを自ら進んで興味をもった人に伝えていく。双方をつなげるパイプ役を市民の会が行ったらどうだろうか、と提案しました。

委員全員で考えた具体的な形は、まちの先生の講座を開き、まちの先生の紹介冊子を作り、フェスティバルで発表の場を持つという事でスタートしました。

今も市報でまちの先生講座の案内があってうれしい限りです。続けられていることは現在の委員のおかげです。
この会を進めていくにあたり忘れてはいけない陰の力は事務局です。まちの先生の企画をうまく運んでくれた担当のTさん、目立たない陰の力に感謝の気持ちでいっぱいです。

もう一つ楽しかった思い出です。市民の会二十年目、私は会長を引き受けていました。皆の頑張りがあっての二十年です。内外にアピールする式典形式ではなく、関係した皆で心から祝いたくて懇親会的な「市民の会20年を祝う会」を企画しました。20年の間市民の会に関係した色んな立場の全員に招待状を出しました。嬉しいことに二人の市長、二人の教育長、初回からの委員など多くの方が出席してくださり、楽しい会になりました。会議で意見を熱く戦わせた人達は皆懐かしく、笑顔で肩をたたきあいました。感謝です。

この祝う会を行うにあたり一回目からの委員だったSさん、Kさんに急遽委員をお願いしました。喜んで引き受けてくれ、勿論大きな力になりました。二十年が過ぎても変わらずに仲間でいてくれて感謝です。

私は二十年を祝った後、委員を退きました。
市民の会の二十年は楽しかったです。
市民の会ができる時に誘ってくださったYさんに感謝です。

三十年前、生涯学習という新しい言葉は新鮮でしたが、今は普通に使われています。
情報あふれる現在、学習情報はAIでいとも簡単に手に入れることができます。検索で必要量よりも沢山の内容が提示され驚きます。人間の学びと機械とがどのように折り合いをつけていくか、これからの課題です。

しかし、私はまずは自分で考え、人々と会話をし、手仕事をし、人を信じて生きていたい、と思うこの頃です。

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